道の駅 津島熱田温泉を徹底解説!美肌の湯と3種サウナ・車中泊完全ガイド

愛媛県宇和島市津島町に位置する「道の駅 津島熱田温泉(みちのえき つしまあつたおんせん)」は、2026年4月23日に総事業費約32.97億円を投じて全面リニューアルオープンを果たした、四国屈指の滞在型・温浴複合道の駅です。

もともとこの場所には、2002年(平成14年)4月に旧津島町が日帰り温泉施設「熱田温泉」を中核として開業し、2014年(平成26年)4月に道の駅として登録された「道の駅 津島やすらぎの里」が存在していました。しかし、長年の稼働による設備の老朽化や不具合、さらには新型コロナウイルス感染症の影響が重なったことで、2023年(令和5年)10月から温浴部門などが長期休止に入り、抜本的な再整備工事が進められてきました。約2年半の歳月を経て名称も新たに生まれ変わった現在の施設は、単なる通過型の道路休憩施設という枠組みを大きく超え、ここを訪れること自体が旅の目的となる「デスティネーション(目的地)型道の駅」として設計されています。

建物の2階フロア全体を占める日帰り天然温泉には、化粧水のようにとろりとした肌触りで知られる「美肌の湯(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉)」が引かれています。さらに、全国的にも希少な2億年前の珪化木「ジュラシックウッドストーン」を壁面に配した105℃の高温サウナや、四国内で最深クラスとなる水深1.5メートルの地下水掛け流し「滝行水風呂」、そして全室で源泉かけ流しが楽しめる3室の貸切家族風呂が新設されました。

一方、1階フロアには宇和島名物の「鯛めし」や伝統の漁師飯「津島六宝」を味わえるレストラン「あつた とと丸食堂」と、宇和海の旬の鮮魚や焼き立ての米粉パン、職人がその場で揚げる熱々の「宇和島じゃこ天」が揃う特産品販売所「てんやわんや市」が並び、南予エリアの豊かな食文化と極上の温泉体験を一度に満喫できる構造となっています。

本記事では、四国一周ドライブや車中泊旅、さらには四国へのサウナ遠征(サ旅)を計画している旅行者に向けて、現地の駐車場環境や24時間トイレの清潔度、近隣の公認RVパーク・オートキャンプ場を組み合わせたハイブリッド車中泊術、必食のご当地グルメ、そして温泉・サウナの徹底攻略法までを詳しくレポートします。

目次

道の駅「津島熱田温泉」の基本情報とアクセス

愛媛県南予地方の交通結節点として機能する「道の駅 津島熱田温泉」は、宇和島市中心部と愛南町・高知県宿毛市方面を結ぶ幹線ルート上に位置しています。

2024年7月の着工から2026年3月の工事完了を経て、同年4月23日正午にグランドオープンを迎えた新駅舎は、鉄筋コンクリート造2階建て・延床面積3,640.78平方メートルの威容を誇ります。緑豊かな津島の山並みを背景に浮かび上がる白亜の近代的な建物は視認性が極めて高く、旧施設時代と比較して駐車可能台数も大幅に拡張されたことで、大型連休や週末の観光シーズンでもゆとりを持って立ち寄れるインフラが整えられました。

営業時間・定休日・設備一覧

施設内の産直市場、各食物販テナント、レストラン、および2階の温浴部門は、それぞれ利用者のライフスタイルや旅行動線に合わせた独自の営業時間と定休日を設定しています。

とりわけ注意しておきたい点として、1階の特産品販売所「てんやわんや市」が年中無休で朝8時から営業しているのに対し、2階の日帰り温泉と1階のレストラン「あつた とと丸食堂」、およびベーカリー「うぶすな」には毎月第1・第3火曜日の定休日が設けられています。火曜日に南予方面をドライブする際は、第1・第3火曜日に該当しないかを事前に確認しておくことが重要です。

項目詳細データ・設備仕様
施設名称道の駅 津島熱田温泉(旧名称:道の駅 津島やすらぎの里)
住所〒798-3302 愛媛県宇和島市津島町高田甲830-1
登録路線・駅番号高知県道・愛媛県道4号宿毛津島線(第41回登録 / 駅番号:38026)
ホームページ道の駅 津島熱田温泉 公式ホームページ
電話番号(部門別)・日帰り温泉 津島熱田温泉:0895-49-6920
・特産品販売所 てんやわんや市:0895-49-6924
・レストラン あつた とと丸食堂:0895-49-6923
・島原かまぼこ 津島熱田温泉店:0895-32-6229
・うぶすな(パン・おにぎり):080-8071-3250
・橋本鮮魚:090-1571-5017
・にのみや整体院:070-1739-1868 / 美し処 花真珠:080-2456-2303
営業時間・特産品販売所(てんやわんや市):夏季(5月~10月)8:00~18:00 / 冬季(11月~4月)8:00~17:00
・日帰り天然温泉(2階):10:00~22:00(最終入館受付 21:30)
・レストラン(あつた とと丸食堂):11:00~14:00(L.O. 13:30)、17:00~21:00(L.O. 20:30)
・うぶすな(ベーカリー・おむすび):9:00~17:00
定休日・特産品販売所(てんやわんや市):年中無休(1月1日のみ休館の場合あり)
・日帰り温泉・レストラン・うぶすな:毎月第1・第3火曜日
スタンプ設置場所・押印可能時間特産品販売所「てんやわんや市」入り口付近に設置
押印可能時間:8:00~18:00(冬季11月~4月は8:00~17:00)※営業時間外の押印は不可
JAF電子スタンプラリー情報四国「道の駅」スタンプラリー対象駅、JAF電子スタンプラリー・ドライブスタンプ対象スポット
駐車場(24時間利用可能)合計 313台(宇和島市再整備概要基準)
・第1駐車場:普通車 191台 / 大型車 6台 / 身障者用 4台
・第2駐車場:普通車 112台
※国土交通省四国地方整備局案内では普通車309台・大型車6台・身障者用4台(計319台)と表記
24時間トイレあり(男性用:11器、女性用:8器、身障者・多目的用:2器)
全洋室ウォシュレット(温水洗浄便座)、オストメイト対応設備、乳幼児おむつ交換台完備
Wi-Fiあり(館内休憩スペース・情報コーナー周辺にて無料利用可能)
キャッシュレス決済対応(温浴施設LINE公式アカウント会員割引あり、各店舗にて主要決済対応・一部対面販売は現金推奨)
ゴミ箱設置あり(館内イートイン・店舗購入品用の回収箱として営業時間内のみ利用可。家庭ゴミや車中泊ゴミの投棄は厳禁)
付帯設備・バリアフリーEV(電気自動車)急速充電器、エレベーター、2階無料休憩ラウンジ、マッサージチェア、公衆電話、郵便ポスト完備
RVパーク併設状況・1泊料金目安道の駅敷地内へのRVパーク併設はなし(一般駐車場での一時仮眠のみ)
・近隣公認施設①:南レクオートキャンプ場(同町内・車で約10分):フリーサイト1泊 2,890円 / 個別AC電源付サイト1泊 4,050円~4,500円
・近隣公認施設②:RVパーク 李音パーキング(宇和島市内・車で約15分):1泊1台 3,000円~3,300円

行政および施設運営の観点から特筆すべき点として、旧「津島やすらぎの里」時代に存在していた屋内温水プール(大人400円)、大ホール、和・洋会議室、屋外交流広場、およびドッグランなどの一部付帯設備は、今回の再整備にあたって廃止または用途変更が行われました。これは、維持管理コストがかさむ多目的ホールやプールを整理し、集客力と収益性の高い「温浴・最新サウナ・地域グルメ・産直物販」の4部門へと経営資源を集中投資する戦略的判断によるものです。なお、伝統ある「津島平安太鼓」を保管する倉庫機能などは引き続き継承されています。

また、総事業費32.97億円という大規模な投資でありながら、宇和島市は充当率100%・交付税算入率70%という極めて有利な「過疎対策事業債」を最大限に活用することで、市の実質的な一般財源負担額を約10.6億円に抑えつつ、四国トップクラスの温浴観光拠点を誕生させました。

アクセスとマップ

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